■開発経緯
 開発者である私(代表者:早舩)は、会社の業務の関係で2014年から長らく台湾と日本を行き来しておりましたが、その中で台湾式の麻雀に、俳句・川柳と親和性が有ることに気付きました。

 例えば、牌の数です。日本の麻雀は14牌の手牌で役を作ってあがります。しかし、台湾では17牌の手牌で役を作ってあがります。初めてこの台湾の麻雀ルールを知った時に、「まるで俳句の17字(5・7・5)のようだな」と気付き、その場で俳句川柳麻雀の原案が出来ました。元々は主に季語入りの定型俳句のみを作って17牌にしてあがるルールとしておりましたが、現在では改良が進み、字余り・字足らずや、川柳や自由律俳句にも対応できる仕組みとなり、「俳句川柳麻雀」(別名:俳句麻雀)という名称に変え、19牌であがるルールとなっております(2024年7月21日時点)。

 また、台湾では通常の麻雀を、小学生も大人もおじいさんおばあさんも、年齢も関係なく一緒に麻雀卓を囲んで遊んでいる方が多いことに驚きました。子供は思い切りの良さとアイディアがあり、年上のひとは経験とテクニックがあり、平等にゲームを楽しんでいる姿を見て、日本で参加していた句会と似たものを感じていました。

 コロナ後より本格的に台湾駐在となり、小学生の子供と共に日本から台湾へ引っ越す上で、日本語をなるべく忘れないように、楽しんで勉強してもらえる方法を模索しておりました。そこで、俳句川柳麻雀の原案を基にしたボードゲームを自作し、海外駐在となった他の日本人のご家族などを含めて遊び始めたのが、現在の俳句川柳麻雀の始まりでした。

 自作ボードゲームにも関わらず、大人も子供も熱中して数時間経ってしまうということが多々あり、近しい友人・知り合いの方々向けのゲームに留まらず、知育・脳トレゲームとしてしっかり形にして、他にもこのゲームを楽しんで頂ける可能性が有る方々にも届けたいと願うようになりました。

 私自身は麻雀よりも前に、定型の伝統俳句、及び自由律俳句と呼ばれる不定形の俳句を2004年より始めており、現在は川柳の句会にも参加いたしております。それぞれの短詩に携わっている方々が誰でも楽しめるよう、季語の入った伝統俳句や、季語のない川柳、そして自由律とも呼ばれる5・7・5以外のリズムの俳句・川柳も含めて作れるようにボードゲームのルールを調整して参りました。

 現代の俳句、川柳においては、様々な結社や流派・思想によってルールが分かれており、どれか特定のルールに則すということは考えておりません。但し、ボードゲームのルール設定上、なるべく自由度・文芸性・日本語の良さを引き出しながら、且つなるべく簡便でゲーム性を保つために、ある程度の制約をルール上で設けております。

 主にはお子様やご高齢の方で、俳句や川柳をあまり作ったことが無い方も楽しめるようなルール作りを致しております。麻雀よりも若干簡素なルールとなっておりますので、麻雀自体を触ったことが無いという方でも慣れて頂きやすい仕組みにしております。また、プロの俳人・柳人の方々にも納得して頂ける用な仕組みになるよう努力しておりますが、もし文学・芸術的な信条に合わない設定がある場合には、その部分をローカルルールとして変更して頂いて楽しんで頂ければと存じます。

 是非、ご家族や大事な人と一緒に、俳句川柳麻雀をお遊び頂ければ幸いです。